低圧電力
低圧電力とは
3相200ボルトの大型エアコン、業務用冷蔵庫、ポンプ等の機器をご使用されるお客さま向けのメニューです。
契約電力に応じた基本料金に加えて、ご使用いただく季節によって異なる電力量料金単価がございます。
対象となるお客さま
低圧で電気の供給を受け、動力を使用し、契約電力※が原則50kW未満のお客さま
※ 需要場所において 「従量電灯」 とあわせて契約する場合は、最大需要容量または契約容量と契約電力との合計が50kW未満であること。
料金単価
単位 | 料金単価 | ||
---|---|---|---|
基本料金※1 | 1kW | 1,100.84 | |
電力量料金 | 夏季※2 | 1kWh | 14.43 |
その他季※2 | 12.95 |
- 電気を全くご使用されない(ご使用量が0kWh)場合の基本料金は半額といたします。
(ブレーカーが 「入」 の状態の場合、機器をご使用されていない場合でも、待機電力等により電気が消費されることがあります。) - 「夏季」 とは毎年7月1日~9月30日の期間をいい、その他の期間を 「その他季」 といいます。
契約電力の決定方法
契約電力の決定方法には、「契約負荷設備による方法」 と 「契約主開閉器による方法」 の2種類があります。
契約負荷設備による契約電力の決定方法
[低圧電力の場合] お客さまがご使用になる契約負荷設備の容量(出力)をもとに、契約電力を次のとおり算定します
① 入力換算
契約負荷設備が出力表示されている場合は、換算率を乗じ実際に必要な電気エネルギーである入力(キロワット)に換算します。
(例)3相低圧誘導電動機(エアコン等) | ||
---|---|---|
出力表示 | 馬力 | キロワット |
換算率 | 93.3% | 125.0% |
② 台数圧縮
③ 容量圧縮
② で算出された容量をさらに圧縮します。
契約主開閉器による契約電力の決定方法
[低圧電力の場合]
最大電流を制限できる契約主開閉器の容量をもとに、契約電力を次のとおり算定します。
複数の動力設備を同時にご使用されない等、稼働率が低く、さらに契約主開閉器で電気がしゃ断された場合でも大きな影響を受けないお客さまに選択していただけます。
契約主開閉器とは
契約上設定されるしゃ断器であって、定格電流を上回る電流に対して電気をしゃ断し、お客さまにおいて使用する最大電流を制限できるものをいいます。
電気料金計算例( 「その他季」 料金を適用の場合)
- 契約電力・・・8kW
- 力率・・・90%
- 1ヶ月の使用電力量・・・490kWh
基本料金 | ① | 8,806.72円 = 1,100.84円×8[kW] | |
---|---|---|---|
力率割引・割増額 | ② | ▲440.34円 = ①×▲0.05 | |
計 | ③ | 8,366.38円 = ①+② | |
電力量料金 | ④ | 6,345.50円 = 12.95×490[kWh] | |
燃料費調整額 | ⑤ | 当該月分の単価に基づき算定いたします。 [算定式]燃料費調整単価×490[kWh] | |
再生可能エネルギー発電促進賦課金 | ⑥ | 当該年度分の単価に基づき算定いたします。 [算定式]再生可能エネルギー発電促進賦課金単価(1kWhにつき)×490[kWh](円位未満切捨て) | |
請求金額※ | 14,711円±⑤+⑥ = ③+④±⑤+⑥(円位未満切捨て) |
- 上記の請求金額例には、消費税等相当額を含みます。
- 上記の請求金額例には、毎月単価が変動する燃料費調整額および毎年単価が変更となる再生可能エネルギー発電促進賦課金を含めておりません。
- 実際に請求させていただく金額には、当該月に応じた燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金を加算して請求させていただきます。
- 電気のご使用を廃止または開始される場合は、上記によらず日割計算をいたします。
電気料金のお支払いにあたりましては、次の事項にご留意ください。
「お支払い期限日」 (検針日の翌日から30日目)を経過してお支払いいただいた場合は、その経過日数に応じて、年利10%(1日あたり約0.03%)の延滞利息を、原則として、お支払いされた直後に支払い義務が発生する料金とあわせて請求させていただきます。
ただし、「お支払い期限日」 の翌日から10日以内にお支払いいただいた場合は、延滞利息を請求いたしません。